
初の「空間旅団R&C」公演が終わりました。
2日に一回ペースで更新しようと思っていたブログも本番が近くなるとすっかり止まり、ようやく今夜書いてみようかなという気になりました。
久しぶりに自分の脚本を他の人に演出してもらうという気分を味わいました。そうだったな、こういう感覚だったなぁ。でも昔は演出なんてしなかったから、どんな形になっても「ふむふむ、こういう解釈でやるのかあ」程度でしたが、今は演出もしているのでどうしても自分の感覚と比べてしまいます。
そして自分の感覚が正しいわけじゃないってことも再認識したりして。
新しい発見もあったり、反省もあったり、やっぱコメディやりたいなと思ったあと、いやぁもう無理だろって思ったり。
演出って大変だなぁって思ったり、でも演出で苦労したことがない俺はラッキーだったのかなって思ったり、ただ鈍感なだけなのかなって思ったり。
なんかいろいろ「思った」公演でした。
さてこのBACKはもう僕が携わる形での上演はありません。見納めです。これからはどっかの誰かが気に入ってやってくれたりしたら嬉しいなと思うだけです。
大学の演劇研究会とか、旗揚げしたばっかりの新劇団さんとかどうですかねwww
それにしても20年もよく持ったな、という感じ。要所要所で再演してました。めちゃくちゃ凝ったセットはいらないし、話の筋はわかりやすい王道だし、前の劇団時代は新しいお客さんが増えたときの名刺代わりの作品でした。こういう感じでコメディやってます的な。
なので、R&Cとしても、第一弾はこの作品で良かったなと思います。個人的には「もっと大変だけど、もっと面白いコメディ」もあるんですが、それはいつか僕たちの劇団力がついたらやりたいなと思います。
とにもかくにも、20年付き合ったBACKとはお別れです。まあ成人式ってことで、これで巣立ちですかね。
どこかの誰かがこの本が好きで上演したいですって言ってくれたら、脚本家としてそれ以上の喜びはありません。
最後になりましたが、ご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。
これからも空間旅団と空間旅団R&C共々よろしくお願いいたします。
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